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障害を受け止めることをめぐって 神山来地さんと小学生T君の意見。

 通信制の高校生、神山来地さんが、最近考えたこととして、「障害の受容」をめぐって意見を述べました。
 
 障害の受容という言葉がありますが、障害の受容をする前に僕たちは僕たちのことを本当に受容して欲しいと思っています。僕たちが受け止めろと言われている障害とは他人が作った偽りの姿ですからそれを受け止めることなどできるはずがありません。絶対に必要なことは僕たちの隠された本当の姿を社会の側に受け止めてもらうことです。だから、障害の受容などと安易には言ってほしくないし言うべきではないと僕は思います。
 自閉症という障害だって人の心がわからないというそんなことを言った人のことを疑わざるをえないような偽りの形なのですから、自閉症を受け入れるなどと絶対に言うべきではありません。まだまだ本当の障害とはなんなのか明らかにさえなっていないのだから、まずは、僕たちの本当の姿を知るべきだと思います。


 この意見の直前に、小学部2年生のT君が、次のような意見を述べていました。

僕は、視点という言葉について考えました。自閉症児は、他人の視点に立つことが苦手だと言われていますが、僕は他人の立場に立ってほしいのは先生たちの方です。もっと子どもの視点に立ってほしいです。

 自閉症の人は、他人の立場に立つことがむずかしいというのは、「心の理論」仮説として、よく語られるものですが、これは、自閉症の子どもは人の心がわからないというような言い方まで生むことがあり、多くの自閉症の方がこのことについて不満を語っています。このことについては、別の場所で述べてきたし、また、場を改めてということになりますが、自閉症に対する大きな誤解がまかり通っており、それに対するT君の反論でした。


第9回介助つきコミュニケーション情報交換会開催のお知らせ

第9回介助つきコミュニケーション情報交換会
開催のお知らせ


 恒例になりました《介助つきコミュニケーション情報交換会》を下記のとおり開催いたします。毎回、参加されている方はもちろん、初めての方もお気軽にご参加ください。

日   時  2019年3月9日(土) 13:00~16:00
場   所  二松学舎大学 1号館13階 ラウンジ
(地下鉄半蔵門線・東西線・都営新宿線九段下駅下車)
内   容  ・介助つきコミュニケーションの紹介や体験
       ・介助つきコミュニケーションを実施している方同士の情報交換
       ・当事者同士の意見交換    他

お申し込み  参加を希望される方は、下記のメールアドレスにお名前・ご住所・ご所属を添えてお申し込みください。なお、参加者の概数を把握するために3/2までにお申込みいただければ幸いです。
会費は無料です。
 
問い合わせ先  johokokankai@gmail.com   
介助つきコミュニケーション情報交換会・実行委員会
  (三好・改田・赤崎・栗山)
プロフィール

柴田保之

Author:柴田保之
所属:國學院大學人間開発学部初等教育学科
重度重複障害児の教育、知的障害者の社会教育、介助つきコミュニケーションについて実践的に研究を進めています。

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