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相模原の事件をめぐって 9月11日

 8月16日に書かれた言葉を紹介した田所弘二さんの言葉です。

 だんだん事件が風化し始めましたが私たちのだんじて理解は深まっていないことが尋常なことではないと思います。誰より僕たちは彼らに近い立場に立っているので強い気持ちで逃れられないまま亡くなった彼らへの鎮魂の意味も含めて主張したいと思いました。
 ぬくもりがない施設だからというのではなくぬくもりのあった施設だったからこそ犯人はまちがった考えになったのではないでしょうか。なぜなら無駄なことを知っている施設ではなく無駄ではないことを知っていた施設の職員の献身的な態度を見た容疑者がどうしてもそういう態度に納得ができなくて容疑者になってしまったのではないでしょうか。
 ご覧の通り僕は体も動かすことができず言葉も話すことのできない人間ですからみんなからは何もわからない人間だと思われていますが本当はもろもろのことをよく理解して生きていますがなかなかそのことはわかってもらえません。だからこそ亡くなった仲間もまたそういう人だったにちがいないと確信をもって言えるのです。何度も敏感な心でそのことに思いをめぐらせたのですが結局同じ結論にたどりつきました。それは彼らもきっと言葉を持っていたにちがいないという結論です。
 だから僕はどうしてもこのことを心の底から叫びたいのです。そうしないと亡くなった仲間は無念の思いも晴れないのではないでしょうか。私たちは力いっぱい叫びたいです。万感の思いで亡くなった仲間の鎮魂のために。

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プロフィール

柴田保之

Author:柴田保之
所属:國學院大學人間開発学部初等教育学科
重度重複障害児の教育、知的障害者の社会教育、介助つきコミュニケーションについて実践的に研究を進めています。

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