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相模原の事件をめぐって 10月28日その1

 小学生の女の子、Mさんが、なでしこの花の2編の詩を聞かせてくれた。
 
  なでしこによせて

私の好きななでしこの花を
苦しんできた出られない暗闇の友に捧げよう
なでしこの花びらはやさしくあなたを守ってくれるだろう
ラベンダーのぞっとする香りでもなく
ちゃんとした読みさえ決まっていない美を秘めたなでしこを
私はとても愛しているから
わびしくなったときはなでしこをどうしても摘みたくなる
ばらばらになった花びらは伝道師のように
私も無駄な命ではないとひたむきに語りかけてくれる
やまゆりの花を私はまだ見たことがない
りりしい姿をしてすらりと伸びる姿は
きっとまっすぐな意志を表しているだろう
私はやまゆりの花をまっすぐに見ることがもうできなくなった
やまゆりをなぜ悲しい花にしてしまったのだろう
やまゆりに私は祈りを捧げたくて
つらくぞっとするできごとに
なでしこに支えられながらまっすぐまなざしを向ける


  涙となでしこ

なでしこに私は私の心を重ねて見ていたら
なでしこがやさしく私にほほえみかけてきた
なでしこのやさしい花びらに
私はほほを寄せて
私の悲しい涙をやさしくふいてもらった
なでしこのやさしい花びらにふきとってもらった私の涙は
朝露のように輝いて
私を勇気づけてくれた
 

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プロフィール

柴田保之

Author:柴田保之
所属:國學院大學人間開発学部初等教育学科
重度重複障害児の教育、知的障害者の社会教育、介助つきコミュニケーションについて実践的に研究を進めています。

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