相模原の事件について 11月25日

 小学生の女の子Kさんが、9月10月に引き続き、津久井やまゆり園の事件について、以下のように述べた。 
 
 私たちの問題は私たちで解決する。私たちにはしっかりとたたかう準備はできていますから。
 私には今回ほど悔しい思いをしたことはいまだかつてありませんが、中でももっとも悔しかったのは、私たちと同じ立場の話のできる障害者が私たちの言葉の問題についてあまりにも無視を貫いているからです。私にとってはいつか必ず私ががんばっていれば話せる障害者が私たちの言葉の問題を世の中に訴えてくれるだろうと確信していました。
 だから今回ほど私たちの生存に関わる重大な問題に関してきちんとした理解を示すことによって事件の本日をえぐり出してもらいたかったです。そのことが私にとってとても悔しいのは、その問題が整理されないと亡くなった仲間たちの魂が永遠に安らぐことはないからです。魂の安らぎこそ人間の究極の問題だと思っているので、今回のことをきちんとけりをつけてほしいです。私はこの問題ほどに私たち存在を脅かす事件はなかったのだから、今回こそ私たちの人権を回復させるには、この機会をおいてほかにはありえないと思っています。だからこそ今回は私はまだまだあきらめるわけにはいかないのです。


 本日づけのもう一つの文章である大野剛資さんの意見とあい通じるものがあるが、同様の意見が語られるのは、10月に行われたきんこんの会の話し合いなどもまた影響しているのだと思われる。同じ立場の障害者の間を分断しようという意図などはないと大野さんは語っていたが、こうした思いが募っていくのもまた事実だということになる。

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プロフィール

柴田保之

Author:柴田保之
所属:國學院大學人間開発学部初等教育学科
重度重複障害児の教育、知的障害者の社会教育、介助つきコミュニケーションについて実践的に研究を進めています。

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