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相模原の事件をめぐって 12月26日その2

 都内の通所施設に通うSさんは、しみじみと以下のような文章を綴りました。

 静かに今年も暮れていくのでとても不思議な気がします。ひどい事件など日本では起こらなかったようで気持ち悪いです。つらかったのは人間として見られていないことでした。分という言葉を改めて考えさせられました。私たちには名前などいらないということになってしまったのです。一人一人の人生をよく見つめてみないと亡くなった皆さんの人生を語ることなどできるでしょうか。理想を語る人もいっぱいいましたが私たちにも言葉があることを語る人は誰もいませんでした。だから本当のことはまったく明らかになることなく静かに年が暮れようとしているのです。

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プロフィール

柴田保之

Author:柴田保之
所属:國學院大學人間開発学部初等教育学科
重度重複障害児の教育、知的障害者の社会教育、介助つきコミュニケーションについて実践的に研究を進めています。

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