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第7回介助つきコミュニケーション研究会のお知らせ

 第7回介助つきコミュニケーション研究会のお知らせ


 2019年5月25日土曜日 午後1時~4時30分
 國學院大學横浜たまプラーザキャンパス411教室
 
 介助つきコミュニケ―ションとは、手を添えるなどの介助を通して初めて可能になるコミュニケーションの方法のことです。代表的なものは、介助者に手を添えられて文字を書く方法(筆談)と介助者に手を添えられて文字盤を指さす方法、介助者の「あかさたな…」という声に合図を送って文字を選んでいく方法です。
すでに多くの人がこれらの方法で意思の表現が可能になっており、そのことによって当事者の生活は大きな変化を見せています。
 介助つきコミュニケーション研究会は、このことを広く世の中に伝えていくことを目的として平成28年4月より、半年に一度、開催しています。
 この研究会は、当事者の会である「きんこんの会」の取り組みをもとにして生まれたもので、コミュニケーションの援助をする側と当事者とが対等の立場で参加することを大切にしています。

 ご参加希望の方は、下記のメールアドレスに、お名前とご所属、お住いの都道府県を添えてお申し込みください。なお、参加者の概数を把握するためのものですので、お申し込みがなくても当日の参加は可能です。研究会参加費は無料です。
介助つきコミュニケーションや当事者の思いに関心をお持ちの方々のご参加をお待ちしております。
なお、大学の駐車場が使えませんので、近隣のコインパーキング等をご利用ください。
 連絡用メールアドレス   kinkon@hope.zaq.jp 
 問い合わせ先:〒225-0003横浜市青葉区新石川3-22-1
 國學院大學人間開発学部 柴田保之

2019年4月20日 きんこんの会のお知らせ

 次回のきんこんの会は、2019年4月20日に下記の通り開催いたします。

日時 2019年4月20日土曜日 午後2時から5時まで
場所 國學院大學横浜たまプラーザキャンパス410教室
 現在、校舎の改築工事が行われており、通常の正門からは入ることができません。4月20日時点での工事の進行状況がまだ不明で、ご迷惑をおかけすることになるかもしれませんが、よろしくお願いいたします。近づきましたら、また、ご案内させていただきます。
 
 きんこんの会はコミュニケーションに困難をかかえる当事者が、自由に語り合う場です。2010年に誕生し、活動を続けています。
 なお、当事者の意思伝達の方法は介助つきコミュニケーションによっていますが、話し合いをより円滑に進めるためには、最速の方法による必要があります。初めてご覧になる方にはわかりにくいかもしれませんので、もしこの方法に関心をお持ちの方は、きんこんの会当日の空き時間や別の日程でご相談に応じたいと思いますので、ご一報ください。連絡先は、
kinkon@hope.zaq.jp 
です。どうぞよろしくお願いいたします。
 なお、基本的に、当事者の語り合いの会なので、いわゆる「見学」はご遠慮いただいていますが、当事者と関わる上で、試行錯誤を重ねていらっしゃる方々は、どうぞ、おこしください。

障害を受け止めることをめぐって 神山来地さんと小学生T君の意見。

 通信制の高校生、神山来地さんが、最近考えたこととして、「障害の受容」をめぐって意見を述べました。
 
 障害の受容という言葉がありますが、障害の受容をする前に僕たちは僕たちのことを本当に受容して欲しいと思っています。僕たちが受け止めろと言われている障害とは他人が作った偽りの姿ですからそれを受け止めることなどできるはずがありません。絶対に必要なことは僕たちの隠された本当の姿を社会の側に受け止めてもらうことです。だから、障害の受容などと安易には言ってほしくないし言うべきではないと僕は思います。
 自閉症という障害だって人の心がわからないというそんなことを言った人のことを疑わざるをえないような偽りの形なのですから、自閉症を受け入れるなどと絶対に言うべきではありません。まだまだ本当の障害とはなんなのか明らかにさえなっていないのだから、まずは、僕たちの本当の姿を知るべきだと思います。


 この意見の直前に、小学部2年生のT君が、次のような意見を述べていました。

僕は、視点という言葉について考えました。自閉症児は、他人の視点に立つことが苦手だと言われていますが、僕は他人の立場に立ってほしいのは先生たちの方です。もっと子どもの視点に立ってほしいです。

 自閉症の人は、他人の立場に立つことがむずかしいというのは、「心の理論」仮説として、よく語られるものですが、これは、自閉症の子どもは人の心がわからないというような言い方まで生むことがあり、多くの自閉症の方がこのことについて不満を語っています。このことについては、別の場所で述べてきたし、また、場を改めてということになりますが、自閉症に対する大きな誤解がまかり通っており、それに対するT君の反論でした。


第9回介助つきコミュニケーション情報交換会開催のお知らせ

第9回介助つきコミュニケーション情報交換会
開催のお知らせ


 恒例になりました《介助つきコミュニケーション情報交換会》を下記のとおり開催いたします。毎回、参加されている方はもちろん、初めての方もお気軽にご参加ください。

日   時  2019年3月9日(土) 13:00~16:00
場   所  二松学舎大学 1号館13階 ラウンジ
(地下鉄半蔵門線・東西線・都営新宿線九段下駅下車)
内   容  ・介助つきコミュニケーションの紹介や体験
       ・介助つきコミュニケーションを実施している方同士の情報交換
       ・当事者同士の意見交換    他

お申し込み  参加を希望される方は、下記のメールアドレスにお名前・ご住所・ご所属を添えてお申し込みください。なお、参加者の概数を把握するために3/2までにお申込みいただければ幸いです。
会費は無料です。
 
問い合わせ先  johokokankai@gmail.com   
介助つきコミュニケーション情報交換会・実行委員会
  (三好・改田・赤崎・栗山)

津久井やまゆり園の事件はまだ終わっていない  大野剛資さんの言葉

 年始めの「あの会」で、きんこんの会の会長である大野さんが、以下のような言葉を述べた。
 もう少し取り組みが進展したら、この場でまた報告できると思うが、今、津久井やまゆり園の事件をめぐって、正念場とも言えるような事態に直面している。そのような状況をふまえての発言である。


  津久井やまゆり園の事件はまだ終わっていない
                                 大野剛資

  事件から2年半の月日が流れました。平成最悪の事件と言われましたが、平成の終了とともに過去の事件として忘れ去られることが僕はとても怖いです。事件が終わっていないのは、犯人の動機がまだ明らかにされていないからではなく、亡くなった人たちの本当の姿が明らかにされていないからです。津久井やまゆり園の事件が本当に終わるというのは、被害にあった19人の仲間たちの名誉が回復されて、本当の安らぎが魂にもたらされることです。平成は終わるでしょうが、私たちは次の新しい時代においてもこの事件の真実を問い続けていきたいと思います。
プロフィール

柴田保之

Author:柴田保之
所属:國學院大學人間開発学部初等教育学科
重度重複障害児の教育、知的障害者の社会教育、介助つきコミュニケーションについて実践的に研究を進めています。

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